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10年

2007年

 

5月1日にオープンした星の王子さま

 

毎年書き連ねております

 

個人的な記念日。

 

本日の営業を終え

 

丸10年

 

皆様のおかげで辿り着く事が出来ました☆

 

 

 

僕以外には誰もいなかったフロアに

 

少しずつ

 

少しずつ笑顔が増えていった。

 

 

それから5年後

 

舞台を変え

 

3人になったメンバーでのスタートをきった

 

星の王子さま第2章

 

5人になり、また3人になり

 

8月には5年を迎えようとしている。

 

 

振り返ってみると

 

1人で動くサロン内の風景は

 

遠く何かを求めるばかりの日々でした。

 

 

これだけはハッキリと言える

 

あの日々に、フロアに愛を運んでくれるお客様がいなかったら

 

僕は死んでいた。

 

 

海外から都内へ

 

そして、地元群馬で自分のサロンを。

 

 

はたから見れば

 

順風満帆すぎるほどの美容師ライフ

 

僕自身、思い描いた通りの道のりでした。

 

 

だけど、星の王子さまという旅が始まってからは

 

僕の思っている通りには行かなかった

 

全くと言っていいほど。

 

 

海外で養ったアーティストとしての柔軟さと

 

都内で培った技術者としての最先端の技術と知識

 

それらを手にしても

 

掴みきれない街が、高崎であった。

 

 

今日という日は

 

僕、個人的なそれまでを振り返る日

 

当時、僕が思った通りに書き記しておりますので

 

表現が行き過ぎな点もあると思いますが

 

ご了承ください。

 

 

プレイヤーとしての絶頂期だと思っていた当時の僕は

 

いくつもの武器を手にしたつもりで

 

独立という名の挑戦を始めた

 

 

広く大きな舞台でがむしゃらに生きてきた僕のプレイヤーとしての価値

 

付け加えて

 

海外、都内のブランド力

 

どう考えても余裕だと思っていた。

 

 

いざ、オープンした初月

 

思っていた通り、ビックリする数字。

 

ふう。まさにふう。という感じ(笑)

 

 

今となっては

 

何故そんな事にさえ気づかなかったのであろう事実が

 

ここから数か月後に気づくという失態。

 

 

星の王子さまという看板に惹かれてご来店された方は皆無

 

僕の両親を初めとした身内の協力のもとでした。

 

 

予約表を見直すと

 

どれもこれも、僕の知り合いの名前

 

ただの通過点だと思っていたあの場所が

 

恐ろしい舞台に変わった。

 

 

【何処にいた。何をしていた。】

 

それらは自身の今を動かす原動力にしか過ぎない

 

 

ご来店いただくお客様にとって

 

最も大事なのは

 

今、僕ができる事

 

だった。

 

 

誰かに怒られる環境でもなく

 

誰かが支えてくれる環境でもない

 

1人で全てを行うというのは気楽でもあり

 

こんなに怖いものなのだという事も知った。

 

 

だからこそ、際立った家族の教えと仲間の支え

 

 

僕の美容師ライフの傍にあった

 

漠然とした大切なもの。

 

 

それらに対しての尊敬や感謝は

 

それまでの人生で置き去りにしていた感情だった。

 

 

このブログを最初から追ってくれている方

 

期待を裏切るようですが

 

僕は最初から正しい人間だったわけではありません。

 

 

大切なモノや大事なコトが何も解っていなかった

 

人間として最も低俗な族種でした。

 

 

海外でも

 

都内でも

 

きっと

 

もっと、もっとできたはず。

 

 

25歳でお店を始める。

 

その目標という名の逃げ道のおかげで

 

予定通りのスタートを切った星の王子さま

 

 

誰かのせいにも

 

何かのせいにもできない

 

僕のここからは

 

言葉通り試練の連続でした。

 

 

何度もやめようと思った

 

その度に、心の片隅にある逃げ道を探した

 

でも、その道はどこを探しても見当たらず

 

走り出した車にバックギアは付いていなかった。

 

 

目の前にある道がデコボコであろうともクネクネであろうとも

 

ただ進むしかなかった。

 

 

お店の電話が鳴る度に答える

 

「はい、星の王子さまです」

 

の言葉に嫌気がさす事もあった。

 

 

『どうして、星の王子さまって店名にしたのですか?』

 

その問いに

 

いつの日か胸が締め付けられるようになったから。

 

「僕1人で始めたお店ですが、僕の家族が支えてくれています

 だから、1人でやっているのだという奢りを持たぬよう、忘れぬよう

 星野の姓を使った店名にしたかったのです」

 

素晴らしい回答だと思いませんか?

 

 

だけどね、きっと1%ぐらいの想いだったと思います。

 

 

本音はね

 

高崎程度の美容室に俺が負けるわけないし

 

同じくくりにもされたくない

 

日本人なのに、横文字ってなんなの?

 

 

こんな感じ。

 

改めて、批判ではないです。

 

その時分のクソガキの時代の僕の答えです。

 

 

ひっくり返されたのは僕の方だった。

 

 

身につけたはずの武器は

 

いつのまにか重い荷物になっていた

 

だから何?と言われているようで

 

急に怖くなった。

 

 

それらがあるから、虚勢を張れたのに

 

それがあるせいで、去勢されていくようだった。

 

 

それもこれも

 

僕自身がどう向き合い、答えにして行くかが問題なのに

 

それらが意味を持たないと知った瞬間に

 

僕は

 

皆が好きでいてくれる僕を見失い始めていた。

 

 

誰にも本音を話せず

 

夢という名の現実逃避の日々の中

 

支えてくれたのは、やっぱり家族だった。

 

 

その時の言葉が今の僕の座右の銘です。

 

 

『まだ始まってもいないんじゃないか?』

 

 

確かにそうだった。

 

夢であり目標であったものが

 

現実に変わった瞬間

 

楽しいものではなくなってしまったんだ。

 

 

それからの夢や目標が、見えていなかったんだ。

 

大事なのはそこからどんな未来を描くのか

 

ということなのに。

 

 

お店を始めるというのはきっとそういうことだと思う。

 

 

 

お店が終わるというのはきっとこういうことだと思う

 

その人自身の想いが尽きてしまったのだと。

 

 

だとすれば、ぼくの夢は

 

やっぱり始まってもいなかった。

 

 

シャレやノリでつけた店名に導かれるかのように出会った

 

サン=テグジュペリの星の王さまの世界

 

そこにあった

 

『大切なものは目には見えない』

 

という名言がそこからの僕を決定付けた。

 

 

家族や、仲間や、友人

 

みんなが幸せだと感じたその想いの中に

 

小さくていい、少しでもいいから

 

僕も居れるような人間でありたい

 

と。

 

 

10年経った今

 

相変わらず

 

できることは少ないし、変わらないけれど

 

その世界は色を濃くしている。

 

 

想いの色は様々だけど

 

白黒の世界に彩りがあるのは

 

とても心地がいいものです。

 

 

 

正直、10年の重みは感じません。

 

それが武器になることはないと知っているから

 

11年目の明日からも

 

1年目の心で丁寧に日々を重ねたいと思う

 

いつも愛を胸に。

 

 

続けていく旅の途中で

 

いくつもの出会いがある

 

それと同じぐらい別れもある

 

さらには

 

もう2度と会えない別れもあることを知った。

 

 

息もできないほど

 

 

痛いし、苦しいけれど

 

 

出逢えてよかった。

 

 

10年

 

単なる日々の積み重ねではないです。

 

 

出会いの数に比例するものを知りました

 

それは

 

「愛」です!(笑)

 

 

そう考えると

 

10年ってやっぱり長いんだな〜

 

愛が溢れすぎてるもんな〜(笑)

 

 

改めまして

 

これまで僕を

 

そして僕たちを支えてくれて有り難うございます。

 

喜びを運んでくれる

 

本当に感謝しかありません。

 

これからも大いによろしくお願いします♪

 

 

 

10年前に挑戦を決めた道において

 

身につけた武器が

 

単なる荷物だと知った日々の先で

 

出会いの数だけの僕がいることを知る。

 

 

今はもう武器なんて必要ない

 

戦う相手も必要ない。

 

僕たちは僕たちらしく

 

行きます!!

 

 

「まだ始まってもいない」

 

常に言い続けてきたけれど

 

始まりは確かに見えている。

 

 

辿り着いた先で

 

賞賛や喝采を浴びようとも

 

絶対に変わらないであろう気持ちがある。

 

 

僕の栄光は

 

皆様と笑いあえた

 

今日までの10年間と

 

明日から始まる

 

それからの10年です!!

 

 

 

最後に一言だけ

 

 

心から愛しています。

 

35歳現在

 

星の王子さまにて☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 2017.04.30 Sunday
  • 20:18

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